調子は上々

精神的に80%ぐらいの調子になっている。

最近は、多面体の組み合わせ論的性質が気になっているが、数学的敷居が高くて攻めあぐねている。線形代数とかアフィン幾何とかはそれなりにわかっているので、何を言っているのかはわかるが、演習問題になると途端に手が出なくなる。つまり、数学的にどう扱えばいいのかが分かっていない。いろいろな証明に触れていどんなアイデアをどんなふうに表現しているのかを学ばないと使えるものにならない。

一般にアスペルガー症候群の人は一般化ができないといわれている。つまり、抽象化の思考が困難だといわれていると思う。たぶん、それはある程度は正解だろう。しかし、抽象化とは何か?その抽象化の手法を、抽象度の低い具体的なものから、抽象度の高いものへ関連付けて説明すればアスペルガーの人でも抽象化の思考は可能になると思う。

たぶん、一般の人が抽象化とは何かを意識しないで使えるため、その抽象化の手法を教えるまでもないと思っているのだろう。また、教える必要がないと思っているため、抽象化の手法を教えるプロセスも発展してこなかったのだと思う。

自分も抽象的なことが理解できなかった人間だったが、ここ1~2年ぐらい抽象化とは何かを考えて結論を得て数学とは何かを理解することができた。なので、アスペルガーの人でも一般化、抽象化の考えは身に着けられると思う。