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なぜ、健康のためなら死ねるのか

健康を追及した結果死んでしまったのでは、本末転倒な言及のように思える。しかし、この発言の意味が良く分かる。

ここ数年、自分はうつ病に苦しんできたが、明日からうつ病から立ち直る努力をあきらめ、うつ病が悪化したとしたら、今度こそ自殺すると思う。健康じゃなくなるということは、ものすごくつらい。

いま、ある程度健康だからこそ、健康じゃなくなったときとの落差を考えると死んでもいいと思う。もし、今まで、健康に気を付けずに生きてきたとしたら、健康じゃないことがどれだけ、自分の能力などに影響を与えているのかに気付けないだろう。だから、「健康のために死ねる」なんて一見、自己矛盾したような発言を馬鹿にするのもわかる。

 

一度、健康のために努力しようとすると、健康が良くなるたびに、今までの自分より体力が増え一日にいろいろなことができるようになったり、頭の回転が良くなり今まで分からなかったことが理解できるようになったりする。健康になるとは、そういったことを繰り返していくことと同じであり、自分を高めていくことになる。だから、今の健康な状態を捨てるぐらいだったら、死んだ方がましという風になる。

健康になるということは、努力が必要なことだから、一度健康のありがたみに気付かないと努力しようとは思わない。人って大多数の人が日々を同じように生きていて、何らかのきっかけを得ないと、今までの生き方を変えようとしない。だから、他人に健康に気を付けるように言われても、今までと同じように生活していく。そのため、めったに健康とはどういうことかなんて考えたりしない。

なので、ここで健康とは云々といったとしても、いま健康でなく辛い人にしか響かないが、そういった人は、なぜ、健康のためなら死ねるのかが分かると思う。