SSRIで調子が悪くなる理由

最近、ストレスとコルチゾール、ノルアドレナリンでいろいろなことを説明してみようということで、SSRIの作用について考えた。

SSRIは脳内のセロトニン濃度を上げることで、セロトニンの不足によるうつ症状を抑えるらしい。このセロトニン濃度の上昇によって、どのようにうつ症状が緩和していくのかを、脳内の作用と実際の症状を合わせて説明していないので、SSRIなどの薬への不安感が生じると思う。

薬が絶対に効くから飲み続けないさいと言われても、なぜ効くのかを説明しないと信用はされない。

自分がSSRIを飲むと2週間ぐらいで調子が悪くなってくる。これはセロトニンの作用を考えると当然ともいえる。うつ症状を持つ人は高いストレスに晒されている。そのため、コルチゾール濃度が高くなり、ストレスに対処するためノルアドレナリンが過剰に分泌されている。

ここでSSRIを飲み徐々に脳内のセロトニン濃度が高くなっていくことで、ノルアドレナリンの過剰な分泌が抑えられる。そのため、ノルアドレナリン濃度が高い状態が普通だったのが、いきなり低い状態になるためノルアドレナリンの作用が弱くなる。そのため、調子が悪くなってくる。

SSRIを飲み続けていれば、そのノルアドレナリンが少ない状態が普通になり、調子も良くなってくるはずだが、そこまでたどり着くのに数か月かかる。

SSRIを飲み始める前と、後のギャップが大きくSSRIに対する不信感を持つようになる。

 

以上のようなことがあると思う。ネット上を見るとSSRIを憎んでいる人が少なからずいるから、その作用を説明してみた。

体が重い原因

調子がいい時は体が軽く、いくらでもジョギングをしていられる。しかし、調子が悪くなると座っているのも難しくなるぐらい体が重くなる。

前からなぜなのかと思っていたが、体を支える筋肉、抗重力筋の働きが弱まっているためらしい。この抗重力筋はセロトニンが作用することで良く働くため、セロトニンが少ないと体が重くなってくる。

他にもセロトニンが寝起きを良くしたりなど、精神面以外にもいろいろ働いている。

こういった、身体的状態から脳内や心理的な健康状態を調べるチェックシートみたいなのがあったら良さそうだが。

何を考えていたのか一瞬で忘れる

最近、よく考えていたことを一瞬で忘れる。とはいえ、4~5日前ぐらいの夕飯に何を食べたかぐらいは覚えているので、記憶に障害があるわけではないと思う。

こういう一瞬で忘れたことをほっとくと、記憶力がどんどん悪くなっていくと聞くので、なるべく思い出すようにしているし、また、そういうことがあってもすぐに思い出せる。思い出すときには、少し前に何を考えていたのかを順に追って行って思い出すので、こういうことが頻繁にあると非常に面倒。

うつ病末期の時には、一瞬前に何を考えていたのかをよく忘れていてやばかったが、あの時よりは大分いい。

また最近、こういう一瞬で忘れることを思い出すのは、脳内に流れた一瞬の電気信号に注視するようで、何らかのアイデアを思いついたりするのに重要そうだなと感じることがある。ほんの小さな気づきでも、それを知らなかった時より進展している。また、意識してアイデアを思いつきやすくするのはできるが、思いつくこと自体は脳の機能のブラックボックスを介しているから意識しにくい。

朝早く起きると一日が長い

調子が良くなると、睡眠時間が短くなってくる。ここ数日朝5,6時起きの生活を送っているが、すでに一週間ぐらいたっている感じがする。

睡眠時間の減少には睡眠時の熟睡度を増やす必要があるが、それには睡眠時のコルチゾール濃度を減らす必要がある。このコルチゾールを減らす、抑えるサプリメントはリローラとホスファチジルセリンとなる。また、百草丸にはリローラと同じ成分が入っているので、薬局で入手できる百草丸が手軽。

うつ病の患者は、その認知構造の歪みから扁桃体が興奮しやすいためコルチゾールが分泌されやすい。また、コルチゾール濃度は低下しにくく蓄積しやすい。睡眠時、コルチゾールは明け方に分泌され覚醒を引き起こす。しかし、コルチゾール濃度が慢性的に高いと睡眠時に眠りが浅くなり過眠傾向になるか、また、中途覚醒を起こす。したがい、なかなか疲れが取れなくなる。

また、ストレスを受けると扁桃体が興奮しコルチゾールが分泌されるが、このコルチゾールによりノルアドレナリンの分泌が促される。そのため、長い間ストレスを受けるとノルアドレナリンが枯渇し、脳機能の低下や意欲等がなくなっていく。

 

とまぁ、いろいろ書いたが睡眠時間が少なくなったのは百草丸のおかげだと思う。

脳機能の低下と前頭葉

頭が悪くなるのは、前頭葉の機能低下が原因というのが結論。


うつ病ドリル

上手くまとめられないので、詳しくはここを読むといい。前に読んだことがあったがすっかり忘れていた。というか、この記事を読んでホスファチジルセリンと百草丸を飲み始めたことがあったのに。うつ病になって割と初めのほうに読んだので実感が薄かったのか。

うつ病になってから定期的にくる調子の波に悩まされていた。この調子の波が脳機能の低下により引き起こされていると思うのだが、なぜ起こるのかが分からなかった。それが、説明されていて対処法も乗っている。また、自分の経験等からも正しそうに思えるので、この説を信じてもよさそう。

というわけで、ホスファチジルセリンと百草丸を飲むことにした。

頭の悪さと覚醒レベル

ここ数日、ストレスが長い時間かかるとなぜ、脳機能が低下してくるのかを考えていたが、単純に意識の明晰性というか、覚醒レベルが下がっていくるためではないかと思う。

調子が良くなると、目の前のものがはっきり見えたり、頭がぼけた感じがなくなっていく。頭が悪い状態は、ストレスによって長期間ノルアドレナリンが放出され続けた結果、ノルアドレナリンが枯渇し覚醒レベルが下がり起こる気がする。

そして、調子が戻るまでに枯渇したノルアドレナリンが補充されるから、頭が良くなっていく。

これは、そのまんまうつ病の仕組みと同じで、まだまだうつ病から立ち直れていない。

まえにも、SSRIを飲むと調子が悪くなってくることがあったが、これもセロトニン濃度の上昇が原因で覚醒レベルが低くなることが原因ではないかと考えたことがあった。

 

ストレスマネージメントでノルアドレナリンを枯渇させないようにしなければならないが、なかなか難しい。

頭が良くなってきた

頭がかなり良くなってきた。頭が悪く調子が悪いときは、脳の内部で風船が膨らんでいる感じがして、思考スペースが狭くなっている感じがする。なので、集中力が無くて細かいことが考えられない。こういう時は、頭の中で深く考えられないから、思考するときに工夫する必要がある。

頭の外部で思考する必要があるので、なんでも思いついたことや気づいたことを紙の上に書いておき、紙面上で組み合わせていく感じで考えていく。思考する際に最も重要なことは、何かに気付くことだと思っている。問題を見て何も気付かなかったら思考を進めることができない。そのため、問題の取っ掛かりみたいなのに気づいたら、それを広げていってまた新しいことに気付く、という風に思考していく。

初めから重要なことは気付くことはできないので、少しずつ足場を作っていけば重要なことを思いつくためのコストは少なくて済む。

あと、解法を考える際には、こうやったら解けるんじゃないのかな、というストーリーやイメージを考えてから論理的に示していく。このストーリーというのが戦略に当たるわけで、これがないと目標に短い時間で近づいていくことはできない。

だけど、この戦略をぽんっと思いつけって言われても訓練しないと無理だが、この戦略が何からできているかというと、戦術の組み合わせとなる。戦術は囲碁や将棋だったら定跡や手筋にあたる。数学だったら帰納法鳩ノ巣原理などで、その分野のテクニックに当たるので、それらを効率的に学び、問題を解く際に意識して組み合わせることで、問題を効率的に解ける。

 

とまぁ、思考時にどう考えているかを書き出してみた。こういう風に他人の頭の中を除くことは、新しいことを知るために重要だと思っているが、実際にはそういうものは切り捨てられ、整理された状態で説明されるので思考方法というのはわからず、どうしてその解法を思いついたのかが分からない場合が多い気がする。